ＰＡＰ パーティ | 日記 | 恋愛学2

２　男の恋愛心理

前回、人間だけでなく、すべての生物には、「自分のDNAを後世に残したい」という絶対的な本能があるとお書きしました。

それでは、まず男性（オス）の場合、自分のDNAを後世により多く残すには、恋愛・繁殖市場において、どんな恋愛心理を持っているのでしょうか。ズバリ、以下の２つの恋愛心理を基本戦略として、男性（オス）は行動します。

より多くの女性（メス）と関係を持つ
より魅力的な女性（メス）を狙う

前者については、単純に子供を生んでくれる相手が多いほど、子孫をより多く残せるのでわかると思います。後者については、少し詳しく説明しますね。

自 分の子供を残すことだけが目的の場合、(妊娠可能年齢で健康な)女性（メス）あれば、極端な話、魅力的な女性（メス）でなく、誰でも良いわけです。あまり 魅力的でない女性（メス）との間に生まれた子供も、とても魅力的な女性（メス）との間に生まれた子供も、自分のDNAを残したという意味では、まったく同 じです。

ところが、生物は後世により多く自分のDNAを残したいと考えるので、自分の子供は異性からみて、できるだけ魅力レベルの高い子であってほしいと考えるのです。

そのため男性(オス)は、遺伝で、より魅力レベルの高い子を生める可能性のある魅力的な女性(メス)を選ぼうとするわけです。あまり魅力的でない女性(メス)との子供だと、最悪配偶者が見つからず、そこで血筋が途絶えることもあります。

代表
神田稔之